ツベルクリン反応検査施行状況のまとめおよび検査結果と背景因子の関連の検討

ツベルクリン反応検査は、結核にかかっているかどうかを検討する際のスクリーニングに用いられる検査であり、通常は、結核患者に濃厚接触をした方に対してスクリーニングとして行われます。一方、保健センターにおいては、主に留学先へ提出する診断書記入目的ないし、医学部学生などが医療機関で実習・就職を行う際に提出する診断書記入目的にされることが多いものです。

日本では幼少期にBCG検査をされているため、陽性となることが多いとされていますが、欧米諸国ではBCGがルーチンとして行われていない国も多く、陽性判定の基準が異なる場合も多くあります。本研究では本学保健センターにて2015年4月1日以降ツベルクリン反応検査を受けた方を対象として、カルテを参照したり、健康診断で得られたデータとの関連性を調べることで、現在の大学生におけるツベルクリン反応検査の日本および諸外国の基準での陽性率、反応の大きさに関連する因子を検討するものです。これにより、今後のツベルクリン反応検査、BCG接種に対しての公衆衛生学的政策を決める際の参考の一つとなることを期待しております。

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平成29年7月7日 保健・健康推進本部 内科 春原 光宏