スポーツ競技による運動習慣は、障害や外傷のみならず、身体の発育や、糖尿病や高脂血症、骨粗鬆症などの生活習慣病の発症に影響を与えると考えられます。本研究の目的は、スポーツ競技者の医学情報を解析し、その運動習慣が、健康診断結果や生活習慣病の発症などに及ぼす効果を解明することです。
本研究では、本部が保有する健康診断情報に加え、本学で承認を受けて実施されている臨床研究「スポーツ医科学情報解析によるスポーツ障害・外傷疾病の病態解明と予防」(承認番号 1197-(1))によって得られた情報を統合して用いることで、より詳細な解析を行います。
この研究により、本学構成員に直接的な利益はもたらされませんが、新たな知見を得ることが出来れば、その研究成果は構成員の健康管理に充分に還元されると考えられます。さらには広く国民の健康増進にも生かすことが期待できますので,学会等の機会に広く学外に発信することもあります。
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令和元年7月 保健・健康推進本部(保健センター)
連絡先:三谷 明久