新型インフルエンザについて(第七報)

2009-08-31 更新

  • 東京大学の新型インフルエンザ対応の記録

新型インフルエンザへの対応について

arrow_blue平成22年度入学者選抜における新型インフルエンザへの対応について (平成22年1月22日記者発表資料)


arrow_blue第七報インフルエンザ対策フロー[PDF]

平成21年8月31日

東京大学学生、教職員および全ての構成員各位

                     東京大学新型インフルエンザ対策本部長
松本 洋一郎

新型インフルエンザの感染等の防止について(第七報)
「9月以降のインフルエンザ対策」

 学内外をはじめ国内でインフルエンザが流行し、9月以降試験や講義の開始に伴いさらに感染拡大が危惧されます。各自で罹った場合を想定した対策を準備し、またインフルエンザを発症した方は、学内の発症状況を把握するため各部局の連絡先へ報告して下さい。また、課外活動等で複数例の発症者が見られた場合は責任者が保健・健康推進本部へ連絡して下さい。

1. インフルエンザと診断された場合(発症者)は、

(ア) 登校・出勤せずに電話で各自の所属部局の連絡先へ、発症日(体調不良や発熱などの症状が出た日)等、所属、氏名等の情報を報告して下さい。
(イ) 発症者は症状が出る前日以降に接触時間が長かった方(いわゆる濃厚接触者)に連絡し、7日間は発症の可能性があることを伝え検温とマスク着用、不要不急の外出の差し控えを勧めて下さい。
(ウ) 解熱剤(熱冷まし)なしに平熱になった日を0日として2日目までは登校・出勤をしないで下さい。また、症状がでた日を0日として7日目までは、不要不急の外出は控えて下さい。

2. サークルや部活動の課外活動等の集団内で複数の発症者が出た場合は、責任者がその数を保健・健康推進本部専用電話へ報告し、サークル活動や部活動の休止を検討して下さい。

3. 基礎疾患や慢性疾患のある方や妊娠中の方は、予め主治医と相談しておき、体調不良がみられたら早期に医療機関を受診し治療の必要性について相談して下さい。

4. 身近に一緒にいた方がインフルエンザと診断され、自分にも感染の機会があったと考えられる場合(濃厚接触者)は、感染の機会があった日を含む7日間は発症の可能性があると考えられるため、外出を控え、体温測定、マスク着用、をして下さい。

※停電のため、9月13日(日)12:00~14日(月)8:30までは通じません。

本学保健・健康推進本部専用電話
03-5841-1936(内線:21936)

※夜間、土・日・祝日はメッセージテープに従って、
氏名・所属(学部・サークル・団体名等)と
連絡先電話番号を伝えて下さい。

【インフルエンザ対策確認リスト】

インフルエンザに感染した場合に備えて
□ 体温計、マスクを用意する。
□ 自宅安静や外出自粛となってもよいように最低1週間分の食料、飲料を用意する。
□ 自宅付近の医療機関の場所と診療時間を調べておく。
□ 健康保険証または遠隔地証明書を準備する。
□ 大学のホームページで大学の方針を確認する。

毎日の注意
□ 手洗い・うがいの励行と体力を落とさない生活。
□ 咳やくしゃみをする時は、ハンカチやティッシュで口を覆い、他の人がいない方向を向く。その後速やかに手を洗う(咳エチケット)。
□  不必要に人混みに出ることを避ける。 具合が悪いと思ったら
□ 他人との接触を避ける。
□ 37.5℃以上の発熱がある場合は登校・出勤せずに課外活動も休み、療養する。
□ 最寄りの医療機関に行く場合は予め電話で連絡する。
□ 外出するときは他人に感染させないようにマスクを着用する。 インフルエンザと診断されたら:療養に専念し、人にうつさない
□ 自宅の部屋から出ないようにして他人との接触を避ける。
□ 東京大学の所属部局へ報告する。
□ 症状が出る前日以降に接触時間が長かった人(濃厚接触者)に連絡して7日間は発症の可能性があることを伝え、体温のチェックやマスクをつけることなどを勧める。もしも発症前や発症時にサークルや部活動などに参加していた場合は、責任者に連絡する。 サークルや部活動等の集団内では
□ 責任者は、集団内に体調不良の者やインフルエンザで休んでいる者がいないか把握する。
□ 集団内で複数の発症者が出た場合はその数をまとめて責任者が保健・健康推進本部専用電話へ報告し、サークル活動や部活動の休止を検討する(少なくとも7日間の休止が望ましい)。
□ 集団で宿泊を伴う合宿や旅行を行う場合、参加者はつぎのことを徹底すること。

1. 体温計、マスクを必ず持参。
2. 合宿・旅行前に、体調不良や発熱があれば(37.5℃以上)参加しない。
3. 合宿・旅行中も毎日検温する。
4. 健康保険証あるいはそのコピーを持参する。
5. 発熱や体調不良が見られた場合は、速やかに集団行動から離して、近くの医療機関を受診させる。
6. グループの連絡網を作り連絡責任者を決めておくこと。連絡責任者が発症する可能性も考慮して副担当者も複数決めておくこと。
7. もし、インフルエンザと診断された者がいる場合は医療機関の指示に従いつつ、以下の注意を守ること。

・ 必ずマスクを着用して原則として自宅へ帰宅すること。
・ 帰宅が無理な場合は、医療機関の指示により宿舎などで軽快するまで療養させる。この際他のメンバーとは別の部屋とすること。
・ 参加者はマスクを着用し、咳エチケットを守り、手洗いを励行し、他の人にうつさないように配慮すること。同行者に高齢者や乳幼児、妊婦がいる場合は特に注意すること。

8. 複数の参加者がインフルエンザに罹患した場合、現地の医療機関及び保健所の指示に従うとともに、連絡責任者が発症者の状況をまとめて保健・健康推進本部の専用電話に必ず連絡すること。

電話番号 03-5841-1936 (夜間及び週末は留守番電話対応)


リンク:

インフルエンザかな?症状のある方へ(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/inful_what.html#inful_04
新型インフルエンザ(東京都感染症情報センター)
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/swine-flu/index.html
英文:インフルエンザについて(英文:厚労省)
http://www.mhlw.go.jp/english/topics/influenza_a/general_info/influ_brochure.html

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