持続処理課題(CPT)を受けられたみなさんへ

研究課題:発達障害を疑う大学生に対する持続処理課題を用いた医学的評価法と修学支援の開発
研究機関:東京大学
研究責任者:大島紀人(東京大学 相談支援研究開発センター/保健・健康推進本部)

 

【本研究の目的】

注意力や衝動性は、注意欠如多動症などでよく見る特性であり、学生生活上の困難につながることがあります。適切な支援が重要ですが、その評価は困難なものでした。本研究では、15分程度で簡便に実施が可能な持続処理課題(CPTContinuous Performance Test)の結果を用いて、これらの能力の評価や大学生の学生生活支援に役立てる方法を検討します。

【研究の方法】

保健センター精神科での診療で実施したCPTの結果と、診療の記録を研究に用います。 本研究による新たな負担は生じません。

【個人情報の取り扱い】

各種法令や、東京大学保健・健康推進本部個人情報保護内規にもとづき、収集した情報は慎重に取り扱います。本研究では、あらかじめ個人を特定できる情報を取り除いたデータを用います。研究から得られた結果は、学会や論文誌等で発表する予定です。

【研究参加への同意と利益・不利益】

この研究にご協力いただけない場合は、下記連絡先までどうぞお申し出ください。その場合も、皆様の不利益になるようなことは一切ございません。ただし、撤回の申し出があった時点で解析・学会発表・論文投稿が既に行われている場合はデータは破棄することができませんのでご理解ください。

【問い合わせ先・連絡先】

住所 : 〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
   東京大学 相談支援研究開発センター/東京大学保健・健康推進本部
   稲井彩
T E L :03-5841-2578