放射線室(本郷・駒場)
放射線室について
放射線室では健康診断時の胸部X線撮影や、一般診療室の医師から依頼のあった各種X線撮影を行っております。
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本郷地区 | 駒場地区 |
日々の点検はもちろん、被ばく低減へのとりくみを実施し、質の高いエックス線画像の提供を心がけています。
令和2年度、全衛連エックス線写真精度管理調査に参加し、「評価A(最高ランク)」を頂く事ができました。
この結果をもとに、より一層、皆様に安心して検査をうけて頂ける様な放射線室を目指していきます。
学生・教職員健康診断の胸部X線検査について
学生や教職員の健康診断において、胸部X線検査が検査項目に含まれています。 胸部X線検査を受検する事で、次の様なメリットがあります。
胸部の病変を発見するのに有効です。
また、毎年受検することにより、必要に応じて、過去画像と比較しての診断ができます。
結核は過去の病気ではなく、誰にでも可能性のある病気です。
結核などの感染性の病変を見つけた際は、適切な対応をしますので、あなたと大学コミュニティーの健康を保護いたします。
また、病気により不当な扱いを受けることはありません。
健康診断書が必要になった場合は、健康診断を受診した方にのみ管理室において発行しています。もし、健診時に胸部X線検査を受けなかった場合は「X線結果欄」は空欄となり、追加撮影は出来ませんのでご了承ください。
撮影するときのお願い
撮影する部位によってはお着替えや脱衣が必要になる場合があります。必要に応じて無地のTシャツや短パンなどをお貸しする事も出来ますのでお知らせ下さい。尚、健康診断時は、貸出しのTシャツ数に限りがありますので、ご自身で無地のTシャツや髪留め等をご用意頂く様お願い致します(現在検査着の貸し出しを中止していますので、極力ご自身の衣類をご持参ください)。
胸部撮影については、下記の「健診胸部 胸部X線撮影の流れ」を参考にしてください。
貴重品の管理はご自分でお願い致します。最小限の貴重品をズボンのポケットなどに入れてください。
健診時胸部X線撮影の流れ
注 意
○健康診断当日は、健診に適した身軽な服装で、無地のTシャツもしくは肌着を持参か着用してきてください。
特に女性は、薄手でワンポイントやロゴのない無地のTシャツや肌着を着用するか持参してください。ボタン・金具・アジャスター・プラスチック・ビーズ・スパンコール、また刺繍やプリント、等のついたもの、カップ付きやゴムの入った下着は、胸部X線撮影時に脱衣する必要があります。ラメ、レース、ギャザーなども、脱衣をお願いする場合があります。ワンピースも脱衣が難しいのでご遠慮ください。また、髪が肩にかかる方は、髪を結うゴム等を持参してください。
○妊娠中、またはその可能性のある方はお知らせ下さい。
○インスリンポンプや血糖センサー装着している方で、 健康診断会場で着脱できない場合は事前に本郷保健センターへ相談してください。
(1) 準備をします
上半身は薄い無地のTシャツ1枚でお願いします。 髪は耳より上で留めて下さい。
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ワンポイントやロゴのないTシャツ | 耳より上で、結い上げて下さい |
脱衣するものの例
(2)受付をしてから撮影です。
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準備が出来たら、受診票を持ってX線撮影の受付をします。 |
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背筋を伸ばして真直ぐ立ち、顎と胸を前の板につけ、 力を抜いてから肩と肘を前に出します。 |
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位置をあわせる際に、技師が肩、腕、背中、腰等を触って調整する事がありますのでご了承下さい。 (手首を腰に置いて頂く場合もあります。) |
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「大きく息を吸って、そのまま止めて下さい。」 ボイスマシンのアナウンスに合わせて、鼻から深く息を吸って止めます。撮影が終わったら検査は終了です。 |
(3)着替えて次の検査へ移動して下さい。
お忘れ物の無い様にご注意ください。
<被曝に関する参考資料>
放射線医学総合研究所より
http://www.nirs.qst.go.jp/data/pdf/hayamizu/j/20160401.pdf