赤血球沈降速度検査結果が不正確であった可能性について

2024-08-01 更新

  • 保健センター全般

保健センター一般診療室(主に内科)で実施することがある血液検査の項目の一つである赤血球沈降速度(血沈)について、2024年2月頃までの間、長年にわたって一部の検査結果が本来より大きく報告されていた可能性があると、委託検査会社(株式会社LSIメディエンス)から報告がありました。

※赤血球沈降速度とは、炎症の状態を見る検査の一つで、基準範囲は、男性は10 mmまで、女性は15 mmまでです。東京大学が実施する健康診断の検査項目には含まれていません。

この件を受けて、保健センターから該当する方(約150人)については個別にメールで連絡を行いました。当該検査を受けたのに保健センターからの連絡が届いていない方にはお手数をおかけしますが、分かる範囲で結構ですのでこの検査を受けた保健センター、日時、その際に渡された検査結果の情報を添えて下記問合せ先にご連絡ください。

2016年以降に保健センターを受診して上記検査を受けた全ての方について当時のカルテを確認しましたが、医学的に判断して当時の対応を変更する必要がある方はいらっしゃいませんでした。

ご心配をおかけ致して恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。

本件の問合せ先:
・保健センター担当 info_c[アットマーク]hc.u-tokyo.ac.jp
(この件によらず体調不良などがある場合には保健センター内科を受診して相談してください。メールでの健康相談はできません。)

ご参考:
2024/06/06 「当社子会社(株)LSIメディエンスの不適切事案に係る外部調査委員会の調査終了及び最終調査報告書受領に関するお知らせ」(6月6日付PHCホールディングス㈱発表)
https://ssl4.eir-parts.net/doc/6523/tdnet/2457619/00.pdf


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