クレアチニン(英:creatinine、Cr、CRE, CREA)は、筋肉が運動をする際に必要なエネルギ-を生み出したあとの老廃物でそのほとんどが腎臓から排泄されます。腎機能に障害または能力の低下がある場合は、ろ過しきれずに血中に残ることになります。そのため、血液中のクレアチニンが高い場合には腎機能障害を、低い場合は筋肉に関わる異常を想定します。
基準範囲 (検査会社) |
健康診断の判定基準 |
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異常なし |
軽度異常 |
要再検査・生活改善 |
要精密検査・治療 |
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A |
B |
C |
D |
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男性 |
0.61〜1.04 |
1.00以下 | 1.01〜1.09 | 1.10〜1.29 | 1.30以上 |
女性 | 0.47〜0.79 (mg/dL) |
0.70以下 | 0.71〜0.79 | 0.80〜0.99 | 1.00以上 |
※クレアチニン値は筋肉量に比例するため、一般に女性より男性の方が10〜20%高値になります。