HPVキャッチアップ接種が保健センターでも受けられます

子宮頸がん予防にはワクチン接種(HPVワクチン)が有効です。
HPVワクチンは予防接種法に基づく定期接種(対象年齢:小学校6年から高校1年相当)のワクチンですが、積極的な接種勧奨が控えられていた期間に定期接種の対象となっていた方の多くが未接種のため、公平な接種機会を確保するためにキャッチアップ接種制度が設けられました。
平成9(1997)年4月2日~平成20(2008)年4月1日生まれ*の女性が対象で、2025年3月まで公費で接種可能となっています。

*2024年4月より2007年度生まれの方(2007年4月2日~2008年4月1日)も対象となりました。


これを受けて本学では、保健・健康推進本部と医学部附属病院が連携し、住民登録が東京都区部(23区)にある方に限り、キャンパス内で接種できる運びとなりました。

本学での接種をご希望の方は下記のご案内をご確認ください。

 

接種日程

2024年1月下旬~20253月(予定)

対象日・接種時間等の詳細は「東京大学HPVワクチン接種サイト」をご確認下さい。
なお、進捗状況等により早期に終了する場合がありますのでご了承ください。

接種会場

本郷キャンパス:第2本部棟 本郷保健センター
駒場キャンパス:駒場保健センター

接種対象者

接種時点で18歳以上の方のうち下記の条件を全て満たす方

◦ 東京都区部(23区)に住民登録がある方
◦ 平成91997)年42日~平成20(2008)年41日生まれの女性
◦ 過去にHPVワクチンを合計3回接種していない方
◦ 以下のいずれかのカテゴリーに当てはまる方(12回目のHPVワクチン接種をどこで受けたかは問いません。)
 ・東京大学に在籍する学生(科目等履修生、研究生等を含む)
 ・東京大学に在籍する教職員(附属学校の教職員を含む)
 ・東京大学に在籍する客員教員、非常勤講師(委嘱含む)等
◦ 住民登録のある東京都区部(23区)から送付されたHPVワクチン接種予診票(キャッチアップ接種用)をお持ちの方
 *予診票がお手元にない場合は、住民登録のある東京都区部(23区)の相談窓口にお問い合わせください
◦ 妊娠中ではない方、妊娠している可能性のない方

接種間隔

HPVワクチンは3回接種が必要です。

・標準的な接種間隔:0か月、2か月、6か月の3回接種
・標準スケジュールで接種できない場合:*1 *2

 ▼標準的な接種スケジュール例

1回目接種(0ヶ月)

2回目接種(2か月)*1

3回目接種(6ケ月)*2

2024年130

2024年330

2024年730

2024年530

2024年730

2024年1130

2024年910

2024年1110

2025年310

*1: 1回目から1か月以上の間隔をあける
*2:2回目から3か月以上の間隔をあける

ワクチン  

子宮頸がんワクチン(シルガード®9)

 2価ワクチン(サーバリックス®),4価ワクチン(ガーダシル®)を1回以上打たれた方は、原則同じ種類のワクチンの接種が勧められますが、9価ワクチン(シルガード®9)の接種も可能です。(「価」とは、HPVの何種類の型に対応しているかを示しています。本学での接種は9価ワクチンのシルガード®9のみとなります。)

予約申込方法

予約は以下の東京大学HPVワクチンサイトから行ってください。

東京大学HPVワクチン接種サイト

相談窓口

・ワクチン接種後に体調不良など心配なことがあれば、まずは接種を受けた保健センターで相談してください。
  本郷保健センター(電話:03-5841-2573) 駒場保健センター(03-5454-6180

・一般的な相談について
  東京都福祉保健局 感染症対策部防疫・情報管理課(電話:0353205892

HPVワクチンを含む予防接種、その他感染症全般について
  厚生労働省 感染症・予防接種相談窓口(電話:05038182242

・その他に関すること
  東京大学 環境安全衛生部安全衛生課
  E-mail:HPVvaccination.adm@gs.mail.u-tokyo.ac.jp

 

※HPVワクチンについて詳しくはこちら ⇒ 厚労省HPVワクチンに関するQ&A